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トルチェの呟き -さみしさのつれづれに-

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2023.07.01

7/1:事業用の土地を探して

きょうは、地元の不動産事業者さんにて打合せをしていました。

近隣の介護事業者さんの動きを知ることも楽しいですが、わたしが以前から思っていたホームの仕事のだいご味を感じることがありました。

わたしたちホームの仕事は、人生でとっても大きな意思決断をしないといけない瞬間を「受け留める仕事」だとおもってきました。最期までそこで暮らすと決めて購入したおうちを離れなければいけないさみしさやつらさ。相続や資産整理もなかなか合理的にてきぱきととはいかないと思います。いままでの時間でつみかさねてきた感情があると思います。

自分自身の体のこと、残された時間のこと、愛着をよせてきた家族からの現実的な残酷な言葉。なんのためにいままでがんばってきたのかと忸怩たる気持ちを抱えるひともおられて当たり前だと思います。

わたしたちホームの仕事は、そんな人生のいろんなものがぎゅっとつまったタイミングに出あい、そして、ともにうけとめ、かかわるみなさんにとって次に向かうためのささやかながらのお手伝いだとおもっています。

不動産事業者さんが接しておられる資産をお持ちのみなさんの切実な現状を今日もお聞きさせていただきながら、わたしたちの仕事の目的を改めて感じました。

もちろん新規事業に有効な土地の情報など詳細にお聞きすることもでき、やらねば!と気持ちの引き締まるのを感じました。定期的にアップデートしていこうとおもいます。