2019.05.30 井高野
5/23:新しいお客様
ご入居を希望されているお客様のお宅にご訪問をしてまいりました。ご本人様は、現在入院をしておられ、おそらくご自宅に立ち寄ることなく当ホームへの転居となります。私たちは、ご本人様の替わりにはなれませんが、ご自宅にうかがい、「大切にされているもの」を感じることができました。家にはたくさんの「らしさ」があります。カーテンの柄、家具の新しさ、服の畳み方、どれ一つとっても、その人の大切な価値観がにじみ出ています。
「ご入居されている今のお姿しか知らない」
そんなことが当たり前になっているように思えます。ご本人さまの「らしさ」を私たちは拾い集め、しっかりと繋ぎとめる義務があるように感じます。その人「らしさ」は、仕事であったり、趣味であったり、家庭・家族そのものだったり、それは人格を形成してきた環境そのものだと思えます。私たちは「らしさ」を大切にする責任があると感じます。