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トルチェの1日

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2020.04.27 住吉公園

4/27:リフトキャリーの設置

住吉のお風呂にリフトキャリーを導入いたしました。うちのホームはすべて同じメーカー、同じ大きさの浴室となっておりますので、うまく使えれば、住吉以外の他のホームでも導入したいと思っています。 浴室から立ち上がることが困難な場合、体に強い痛みがある場合など、機械を使って、安心して入浴できることも大切と考えています。 当社は本年も、処遇改善加算及び特定処遇改善加算について申請をしております。「腰痛予防」「ロボットの導入」の要件も満たしています。 *** 5/24 実際に80kgある右片麻痺の男性ご利用者様の入浴介助にて、使ってみました。今までより重量がありますので、取り回しにいつも以上に気を付けました。浴槽にて一番下位まで椅子をさげても、胸から上はお湯からでてしまいますので、温まれているか、いつも以上に気をつけました。 お客様は体も大きく、胸に足をひきつけることができず、足首をリフトチェアの踵入れに置くことができませんでした。片麻痺の右足と健側の左足を右手で持ち上げながら、チェアを前後にシフトするという複雑な動きが求められました。使い終わったあとのメンテナンスも必要になりますので、その分の時間を要します。 まず感じたのは、機械を使えば介助が楽になるという誤解を持っていはいけないということ。そして、労力が増えることは「何のため・誰の為」か理解したうえで、使用しなければいけないということ。でも、使えればいろんな意味でスキルアップはすると感じました。