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トルチェの1日

トルチェの1日

2019.02.14 住吉公園

2/13:なんと!

ゆうがた、男性の入居者様が事務所のほうまでちょこーっと来られて、「へへ」と、ふところからボーリングのスコアを見せてくださいました。 すごいなんてもんじゃないです。あまりの超人ぶり天才ぶりにただただ感服しました。男性は片方の視力はなく、視力が残っている方の目には黄斑があり、視界の端しか視認できずにおられます。外出では近づく車に気づかれなかったり、つまづかれたりと、日常的に介助を必要とされています。 「足元がみえたらええねん。」とあっけらかんとおっしゃられる男性は、おんとし90歳。感覚は繊細で、義歯の調整もご自身で紙やすりで削ってしまわれるほどです。繊細なセンスとご自身の意思をはっきりとお持ちで、生け花も切れ味よくさっさっと、仕上げられます。 わたしはどんくさいので、同じようには全くできませんし、どれほどすごいことをされているのか共感を得られなくて、ほんとに情けないのですが、「見て」と、言いにきてくださったことが、とてもうれしかったです。