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トルチェの1日

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2023.01.27 狭山池

1/25:リフトキャリーを導入しました

リフトキャリーを導入し、ともなって浴槽交換の施工をいたしました。以前住吉のホームに導入したものよりマイナーチェンジしていてリフトがチルトする機能がついています。ちょっとした動きですが、介護者の皮膚や膝うらにかかる負荷はすくなくなり、乗じて安心感にもつながるように感じます。なにぶん機械なので、部品が増える分故障や事故が発生する箇所が増えると思います。そこはよく認識しておこうと思っています。

要介護者の気持ちを理解するために、スタッフ同士で声をかけるタイミングなどはかりながら、教え合いスムーズに出来るように時間が空いたとき個々で練習しています。早速、導入した次の日からお客様にご利用いただいています。


記録の電子化や、こういった設備の機械化により、介護者の負担は少なくなります。要介護者の負担も軽くなります。 喜んでくださっている入居者さまの声をききますと、導入してよかったと思う反面、そのかわりに介護者が失ってしまうものもあるのかもしれないと感じます。


お客様と息をあわせたり、自分自身しか発揮できない声のかけかたや身体技術はとても美しい瞬間で、その瞬間があることで、この仕事を続けている人もいると思います。「わたしにしかできないことがある」自分で自分をほめる瞬間です。介護は要介護者を主人公とした共同作業だとわたしは思っていますが、無作為な機械化では、より作業化するように思えます。負担の軽減はいま一番大切ですが、適切な使い方を心掛けたいと思います。