
「黒豆が食べたいなぁ」
「田つくりも食べたいなぁ」
正月が近づくにつれ、みなさんと時を過ごしていますと、いろんなお話をしてくださいます。今年は、ホームで御節を手作りすることにしました。
新しく衣類を卸されたり、門松や生け花で飾り立てたりと、気持ちをハレにするために、いろんな準備をするんだと気づきました。私たちの仕事には、お年を召されるにつれ積み重なった「知や智」を引き継ぐことも、使命として求められているように感じています。
今年は、そんなことを感じながらみなさんと過ごしていきたいと考えています。

田つくりにえびうま煮、伊達巻、煮しめ。

ローストビーフに数の子、紅白かまぼこ、栗きんとん、なます、鰤の照焼と塩焼

ほんの少しではありますが「この日だけは」と、お酒をみなさんと嗜みました。
「まぁあんたも飲みぃや」とのことで、私たちも少しご一緒いたしました。

お酒をたしなまれないかたも、おせちを楽しんでくださったと思います。

ごきげんさん。

料理人も、「ええ味どす」とおっしゃってくださいました。
ひとあんしんです。
たつくりを食べるときは、歯を入れましょね。

みなさんいいご表情をされているように感じます。

「これと~、これと~」
ご用意したお料理は、すべて残らず食べていただけました。
ありがとね。

お酌をさせていただきました。
ほんとうにおいしそうにお酒を楽しまれています。
「嗜む」とはこのことかと思うほどです。

のんべぇ(1)

のんべぇ(2)

このあとは、みなさんの体調を十分に気をつけながら、見守りをさせていただきました。ほんのひとときではありますが、素晴らしい時間をありがとうございます。